【続】お前は絶対俺のもの
「ヤダよぉ陸っ!!」
必死に否定&抵抗する私。
そりゃすごく嫌ってわけじゃないけど……
やっぱり恥ずかしすぎる。
すると、
「そんなにヤダ?」
「う、うん………」
「そっか……」
腕を掴んでいた力が緩む。
そして肩を落として洗面所を出て行こうとする陸。
その背中からは暗いオーラがでている。
うぅっ……陸本当に落ち込んでる…?
なんだかすごく悪いことをした気分になってきた。
それに、落ち込む陸なんてめったに見ないから……
「り、陸っ!」