【続】お前は絶対俺のもの



「っ……」


陸がいなくなった瞬間、体の力が一気に抜けて、私はしゃがみ込んでしまった。


心臓がばくばくいってる。


呼吸もちゃんとできない。


陸と一緒にお風呂なんて……やっぱり恥ずかしすぎるよぉ…。


やっぱりダメだって言おうか?


そう考えたけど、さっきの嬉しそうな陸の笑顔が頭をよぎる。



あんな顔見せられちゃったら、今更断れない。



「………頑張ろう。」


服に手をかける。


服を脱ぐことをこんなに恥ずかしく思ったのは初めてだ。



勇気をだして、一気に服を脱いだ。
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