【続】お前は絶対俺のもの
ガチャ……
お風呂のドアをそっと開ける。
お風呂はけっこう広くて。
私の体を隠すように、白い湯気がもくもくと漂っていた。
ザァ――――……
気持ちを落ち着かせるように頭からシャワーを浴びる。
やっぱり緊張するよ…。
そうだ、陸を呼ぶ前に体洗っちゃおう……
そう思い、石鹸に手を伸ばしたときだった。
ガチャ
!?
恐る恐る振り返ると、
そこには平然とした顔をした陸が立っていた。