【続】お前は絶対俺のもの




「な……まだよんでな……」


言葉にならないほどの驚き。


「遅いから来ちゃった♪」



「来ちゃった♪」って!!


そして今の自分の格好を思い出してはたとする。


私………今………



「きゃああぁっ!!」



思い切り叫んで入浴剤たっぷりの湯船に飛び込んだ。



「陸のばかぁ……」


私もう涙目。


「ごめん、ごめん。」

ってニコニコしながら陸は言う。


う゛ー……本当に悪いと思ってるの!?



っていうか……



「陸はタオル巻いてるじゃん………」


「なに。見たいの?」


「遠慮します!!」


私の答えを聞いてケラケラ笑う陸。


なんか今日の陸意地悪だぁ……。
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