【続】お前は絶対俺のもの
チャプン……
体を洗い終わった陸が湯船に入ってきた。
「っ…………」
やばい……
今ドキドキがMAXかもしれない。
そう思うほど心臓がバクバクしていた。
私は今まっ裸で、そんな姿の私のそばに陸がいて……
緊張しないわけがない。
「風香ぁ……こっち向いてよ…」
陸がぶすっとした声でいう。
そう、今私は陸に背中を向ける形で湯船に浸かっている。
顔を合わせたりしたら、恥ずかしすぎて死んじゃうもん!
「………………。」
しばらくの沈黙。
後ろから陸の視線を痛いほど感じる。
「あー…なんかヤラシー気分になってきた。」