【続】お前は絶対俺のもの



「風香…」


「っ………」


「こっち向いてよ。」



陸のいつもより少し低い声。


それにまたドキンとする。


顔なんて絶対合わせられない…!



「キスしたい。風香。」

グイッ


ほぼ強制的に陸のほうを向かされて、



「んっ……」


唇が重なった。


しばらくして離れる唇。

そしてまた口づける。


ずっとその繰り返し。



クラクラする………



陸のキスに酔わされる。
< 77 / 89 >

この作品をシェア

pagetop