【続】お前は絶対俺のもの
「ッ…………」
気がつけば体ごと陸のほうを向かされていて、
目の前にはニッコリ笑った陸の顔。
やられた、と思った。
「は、恥ずかしいよ………」
「クス…さっき全部見ちゃったけどね?」
「っバカ!///」
そう言ってまたケラケラ笑う陸。
うぅ……
こっちは必死なのに……
余裕そうな態度がむかつく!!
「陸のいじわる……!」
そう言ってキッと陸を睨む。
無理やり怒ってみせる。
そうすれば陸が弱気になるかなぁと思った……
……思ったんだけど。
「その顔そそる………」
結果は正反対で………
頬に手を添えられてまた陸の顔が近づく。
ぎゅっと目をつぶったときだった。
「う゛っ………!」