【続】お前は絶対俺のもの






陸がいきなり変な声をあげた。


近づいていた顔をすーっと離していく陸。



…………?


いきなり、どうしたんだろう?



「陸………?」


陸の顔をみると真っ赤だった。



「風香……ごめん、俺ちょっとヤバいかも……」


ザバッと立ち上がった陸。


両手で股間を押さえてる。



「俺、先でるから、風香はもうちょっと浸かってて……」


「え?陸………」


「オトコの事情。」


「へ………」


「わかって?」


はにかむ陸。



オトコの事情………?


って……


「っ………!?」


陸の変な行動と言葉の意味がわかって私は一気に顔を赤くした。
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