それでも私は恋してる



スエットはいいけど下着は…

お風呂に上がってから気づいたことだった。



「シャツの上にスエット着ればわかんないかな?」



やっぱりお風呂に入ったのに下着をもう一度着るのは嫌だと思い

私は下着をつけずに着替えをした。



脱いだ下着と制服はカバンの中にしまうことにした。



「大丈夫だよね?」



髪を乾かしながら鏡を確認する。



「きっと大丈夫」



そして髪を乾かし終えた私はすぐお風呂場から出た。





「幸教~?」

「うん?」



リビングでくつろいでいた先生に私は声をかける。



「お風呂次いいよ」

「あぁ」



先生は着替えを持ってお風呂場に。



「やっぱり何か変だ」



そう言って自分の胸の辺りを見る。

スースーして気持ちが悪い。



「あぁ~バレませんように!」



私はそのままソファーに倒れこみ

眠りについてしまった。






< 113 / 119 >

この作品をシェア

pagetop