それでも私は恋してる



『変ガキ!』



私は思いっきりそう叫んだ。



「なにそれ?変態で子供ってことか?!」



明らかに同様している先生。

有り得ないって顔してる(笑)



「ガキにガキなんて言われたくないな!てかこんな恋愛映画見せられて我慢できるか!」

「ちょっ!///」



先生の大胆発言。

我慢って。

何を我慢ですか?



私には全くわからなかった

というかわかりたくなかった…



「変態…」



私がそう言うと

先生は頭をかきながら



「まだゆうか!」

「何度でもゆうもん!変態!」

「ガキ!」

「変態!」



本当にどっちがガキだろう。

というよりどっちもガキなんだろう…



そしてしばらくこの言い争いは続き

先にやめたのは先生だった。



「あぁ~!もういいわ…寝る!」

「えっ…ちょっと!」



そう言って寝室に向かう先生の背中を

私も追っていった。




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