それでも私は恋してる

私が自分の世界に入っていると


「ついた…」

「へ?」

「だからついた…」


私はゆっくりとおろされ

上を見ると



“保健室”



そう書かれていた。



そっか…

ついたんだ。

そりゃおろされるよな(笑)



「おい…」

「はい?」

「はい?じゃなくて。保健室に入らないか?(笑)」


・・・・・・・・・・・・



あぁ~なるほど



私は納得し

痛い足を引きずりながら



「失礼します」



と言って保健室に入った。



先生はというと…

私を後ろから支える感じて

一緒に保健室に入った。



本当だったら

幸せすぎて泣きたいぐらいだけど

あまりに緊張しすぎて

生きた心地のほうがしなかった…





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