それでも私は恋してる
重い空気は変わらないまま
「終わった…お前はこのまま授業が終わるまでやすんでろ…」
「先生は…?」
「何一緒にいて欲しいの?」
「いや…そういうわけでは…」
いて欲しいけど
いて欲しいとは言えない…
「そっか、じゃあ俺は行くわ」
そう言って保健室から出ようとした先生を私は
『まっ待って!』
思わず止めてしまった。
「何?」
先生は不機嫌そうな顔でこちらを見る。
「あの先生!さっき言ったのは気にしないでください!
その…私はそういう先生好きですよ?///」
うち絶対顔真っ赤だよね?
てか先生なんとか言って~!
・・・・・・・・・・
「自分で言って顔真っ赤にするなよ(笑)」
少しの間はあったが
さっきとは違って先生の顔はとてもにこやか。