それでも私は恋してる
第一章
初登校
今日は北山高校の入学式…
そう私しこと
神崎 明-カンザキサヤ-
は無事高校に入学できました。
そして私が学校に向かっていると
『明~!』
遠くから私の名前を呼ぶ声…
誰だろ…?
私が周りをキョロキョロしていると
『明~ここだよ!』
ビクッ
私のすぐ後ろから声がした。
「なんだ咲か、びっくりさせないでよ!」
そう私の名前を呼んでいたのは
小さいころからの大親友
佐藤 咲-サトウサキ-
咲といえば
髪は胸下ぐらいまで伸びていて
軽くウェブがかかっている。
顔は大人ぽくてめっちゃ可愛い
モテモテタイプ…
私はというと咲ほどではないが
髪はロングでまっすぐストレート
顔には自信がない…
でも咲が言うには私はモテるらしい;
何を根拠に言ってるのか
私には全くわからない。