それでも私は恋してる



そして私のマンションについた。



あれ?

なんかおかしいような…

なんで先生はうちのマンションの駐車場に止め

そして荷物を持って降りようとしてるの?



「何ぼけっとしてるんだ?行くぞ!」

「いやいや;なんで先生も降りるんですか?」

「あ…まぁその…ここの住人?」



・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

????!



『はい?!!!!』



「反応おそっ!(笑)ここのマンション俺の親が経営しててさ、学校から近いし」

「今何ていいました?親が経営…?」

「おいどうしたんだ?」

「先生ってあの佐々木財閥の息子?」

「だったら?」



だったら?って;

佐々木財閥っていったら国内トップクラスの財閥だし!

めっちゃセレブじゃないすか?



「先生ってお坊ちゃんですか?!」

「どうしたいきなり?俺は俺だよ(笑)」

「わかりますけど…」

「ならいいじゃないか」



身分は関係ないというわけか。



「もういいです!いきますよ!」



私は勢いよく駐車場を飛び出した。






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