それでも私は恋してる



『幸教先生?』



『ブッ!エッホッエホッ!なっなんで?!』



咲のあまりにもいきなりする発言。

びっくりしすぎてむせてしまった。



「だっ大丈夫?明!」

「大丈夫…それよりなんで幸教先生?!」



そうだよ!

なんで咲が?!

知らないはずだよね…



「明ちゃん?何年明ちゃんの友達やってると思ってるの?」



・・・・・・?

つまり、知ってる?



「ごめん!咲ちゃん!言ったら引かれるかと思って…」

「馬鹿なんだから…そんなことで、引くわけないでしょ!」

「ウゥ…ありがと咲…」



私は咲の言葉に感動し泣いてしまった。



「ほら泣くな!今度はちゃんと言うんだよ?」

「うん!」



















本当に咲と出会って良かったよ。

きっと咲がいなかったらここまで頑張れなかった。

これからも私の友達でいてね?

約束だよ…?







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