それでも私は恋してる



「お待たせしました!」

「あぁ、行くぞ」



そう言って先生は歩き出す。

その後ろを私がついていくように歩く。



先生は後ろ姿もかっこいい///

あきらめられそうにないはこれじゃ(笑)



そしてエレベーターに乗る。






「嫌いなものとかある?」

「ないですよ!」

「そうか…」



結局そのまま会話は続かなかった。



やっぱりあの時の先生は夢だったんだ…

そう思いたくなる。



車に乗っても会話はない。

先生と付き合ったら大変だな彼女は…

あ、でも彼女だったら先生も話すか…



勝手に想像し傷つくという私の悪い癖がまたでる。





『は~』





思わずため息がこぼれる。



今のはまずいかな?



横目で先生を見てみるが

こちらを見る気配はなかった。




どうせ先生には関係ないですよ…

でもちょっとぐらい気にしてくれたって…





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