それでも私は恋してる



でも所詮は生徒と教師

気になったものの俺がこいつを好きになることはない

そう思った。












でもそれは無理だった…





あいつは他の生徒とは違って俺に媚びを売ったりしないし。

すごく可愛いのに気取ったところもない。



いつからか俺は自然にあいつを目で追うようになった。





そしてある日俺はボーっとしながら廊下を歩いていた。



その途中



ドカッ

ドサッ



何かが俺にぶつかった。



なんだよ…



俺が下を見るとそれはあいつだった。

しかもあきらかに痛がってる様子…



これはまずいな;



『おい…大丈夫か?』



可愛い顔で見上げる。



ドキッ



やばいだろ…って俺…



「なんで先生が?」



え?

こいつ天然なのか?

普通に考えたら…

わかるだろ?





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