それでも私は恋してる
「よっ!」
『雅也じゃん!1組?』
「そうだよ!」
そこに立っていたのは私の幼なじみ
雅也だった…
雅也は私から見ても結構かっこいいけど
恋愛対象としてみたことはない。
なぜなら雅也はなんか弟みたいな存在だから。
ずっといたからこそ、そんな感情は持てないんだと思う。
雅也はどうかわからないけど;
「まぁ1年間よろしくな!」
そう言って手を差し出す雅也
「「よろしく~」」
そう言って私たちも手を差し出し握手をした。
私たちが握手を終えると
キーンコーンカンコーン
ちょうどいい具合にチャイムが鳴った。
「じゃあ席に戻るね!」
そう2人に告げ私は席についた。
担任は男の先生かな?
それとも女の先生?
私のはちょっとした期待に
胸が躍っていた(笑)
なぜだかわからないけど
いつもより期待している自分がそこにはいた。
多分新しい生活をどんな先生と過ごすのか
気になったんだろう。
そして待ちに待った瞬間はすぐにやってきた。
ガラッ
ドアがあき誰かが入ってくる…
もちろん担任の先生だろう。
男の先生だ…
顔は…