階段の下
隔たりの向こうに

帰り道、僕は白と黒の中間のような
心境で地下鉄に乗っていた。

ある駅を過ぎると地上に出る
その空を見つめてみるとそれはまさに
自分の心を映すかのような色と雲の形


その時はそうれでいいと思った。

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