変わりたい *可愛いお姫様*
「えっ…だって…友達なんて…ビックリで…
友達…なんて思ってもらえるなんて…そんな…」
私が慌てていると、鈴木くんはまた笑い出した。
「やっぱ、面白れー!神崎最高!ってかお前、自信なさ過ぎっしょ?」
そう言って、笑いながら、
昨日、佐倉くんがしてくれたみたいに、
ポンポンと私の頭を撫でてくれた。
「お前はもう俺らの友達だよ?なっ、神崎これからも宜しくな!」
戸惑いながら、2人を見ると、
2人とも優しい顔で微笑んでた。
だから、私も自然に笑い返せたんだと思う。