鈍感彼女と無口な彼氏 ★番外編★
「酷いよ!私はただ寝不足で寝ている飛鳥を起こしに来てあげただけなのにぃ!」
寝不足じゃなくて風邪気味ね…。
「あれ?飛鳥…シカト?」
はぁ。なんか余計に熱が上がったかも。
…さっきの起こし方で。
「顔が赤いね、飛鳥。熱があったりして〜。」
美緒が手を伸ばし、俺の額に触れた。
「…あっつ!えっ!?飛鳥、マジで熱あるよ!大丈夫?」
「大丈夫だったらシカトしないよ。」
俺の言葉に美緒は固まっていた。
「で、でも…光が飛鳥は、毎日深夜に色々と妄想してるから寝不足だって…。」
「……。」
安藤のやつ勝手な事言いやがって…(怒)
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