鈍感彼女と無口な彼氏 ★番外編★
しかも氷が大きいから頭ガンガンで痛いんだけど。
「美緒。」
俺が美緒を呼ぶと美緒は俺の近くまで来た。
「何?飛鳥。何でも言って!私何でもするから。」
「じゃあ…」
「この氷下ろせ。余計頭痛い。」
「…はい。」
俺がそう言うと美緒は渋々氷を外した。
「熱があったから…氷必要だと思ったんだもん。」
なんてぶつぶつ文句を言いながら氷を捨てに行った。
いや、熱があるから氷は有り難いよ。
けどさ、大きさ考えろよ。デカすぎ。
はぁ…。絶対朝より風邪が酷くなったな。
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