鈍感彼女と無口な彼氏 ★番外編★


─ボソッ



「…へ?」


い、今、飛鳥なんて言ったの?


飛鳥は私から離れると最高級の飛鳥スマイルをくれた。



─ガサッ


途端、後ろの木から音がした。


「うっわ!」


「ちょっと!羽村、押すんじゃないわよッ!」



「「……」」



光に陸くん。…こんなところにいたんだ。



「あーあ!チューするのかと思ったのに!残念」


陸くんは飛鳥の前まで来ると、ニカッと笑いながら言った。


「お前らが見てんのにするわけないだろ」



飛鳥はため息をつきながら言った、けど…



「え?飛鳥気付いてたの?」



「うん」



なんと…!


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