大切なモノ





あまりの眩しさに ケンくんは 目を閉じました。




「ケンくん?」




目を閉じた時 ケンくんの後ろで 声が 聞こえました。



ケンくんは ゆっくりと 目を開きました。


もう 眩しい光は 消えていました。




「リュウくん…。」




ケンくんが振り向くと そこには リュウくんが立っていました。





二人とも もじもじしながら 黙っています。



でも ケンくんは 決意しました。




「さっきはごめんね!」




リュウくんは 黙ったままです。




「僕も、ごめんね!」



黙っていた リュウくんも 謝りました。





二人は お互いの顔を 見ました。



自然と二人の顔は 笑顔に。




「「仲直りだね!」」



そう言って 二人は 仲直り しました。



二人とも けんかする前より 仲良くなったようです。




そして二人は 仲良く森を出て行きました。










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