大切なモノ
なかよし
小さな町にある 小さな赤い屋根のお家。
そこには ケンくん という 五才の男の子が 住んでいました。
ある日の朝です。
「いってきまーす!」
ケンくんは 元気よくお出かけしに行きました。
「いってらっしゃーい!」
元気よくお出かけしに行くケンくんを見送ったのは ケンくんのママです。
ケンくんは ママに大きく手を振って お出かけして行きました。
ケンくんがしばらく歩いていると 小さな青い屋根のお家が 見えてきました。
この家には リュウくん という 五才の男の子が 住んでいます。
ケンくんの 一番なかよしの お友達です。