大切なモノ
けんか





二人は どんどん 森の奥へと 進んで行きます。




森の中は とても 明るくて 小鳥の歌声が 聞こえてきます。



二人が 歩いていると 道の真ん中に 何かが 落ちていました。




ケンくんは 落ちていたもの を拾いました。




ケンくんが 拾ったのは キラキラと光る 小さな石でした。



ケンくんは それを見た瞬間 その石の とりこになりました。





「ケンくん、僕にも見せて!」





リュウくんが ケンくんに 言いました。



だけど ケンくんは その石を リュウくんに 見せようと しません。



ケンくんは あまりにも 綺麗な石なので 自分のものに したいと思っていました。













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