ハチミツとあたし。



「…仕方ねーか」



そう呟き裕也と一緒にいることにした。
どうせ知り合いもいない。



「ってかさ、俺がここって知ってるん?」

「家の近くにしそうだったから。
 お前ってめんどくさがりやん?」



…さすが9年一緒にいるぐらいだからな。
色んな意味で感心する俺。



「ってかもうすぐ入学式じゃん?」

「俺そんなんでねーよ」



入学式とかやってられなーし
ただ立ったり座ったりするだけ。



「やっぱなー、俺はいくわ。」



そういって裕也は体育館へ行った。



「中庭で寝るかー」



そういって中庭へ行った。












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