傷付け合うわたしたち
あとがき
永花です。
サクッと短編ばかり書いているわたしにしてはちょっと長く、ヘビーな話になってしまいました。
この「野いちご」さんで、「イジメ」に関する小説をいくつか読ませていただきました。
みなさんの真剣な気持ちがとても伝わって来て、いろんなことを感じました。
なんて言葉をかけたらいいかさえわからない時もありました。
「がんばってね」でもない。
「負けるな」でもない。
たぶん、本人にしかわからないことがたくさんあるのだろうな……というのがわたしの感想で。
文章だけでは語れない気持ちもたくさんあっただろう、読ませていただいたいくつかの物語。
あーでもないこーでもないと語るのは失礼な気持ちがして……
だから、「自分の時はこうだった」という形で作品を残そうと思いました。
あと、今大人になって気付くこと、伝えたいこと。
うまく伝わればいいなあと願いつつ、書いたつもりです。