傷付け合うわたしたち
大好きな友達と。
大切なことを教えてくれた先生と。
いろんな気持ちを覚えながら、それでもいつも笑って過ごせた小学校時代。
笑っていられることがあたりまえだと思っていた。
鈍感で、傲慢で、それでも一生懸命だったわたしは、どれだけの人を傷つけてきただろう。
どれだけ「自分は傷ついた」と思ってきたのだろう。
小さい小さい、あの頃のわたしへ。
教室の中にはクラスメイト40人の、40人分の気持ちが詰まっているんだよ。
それに気付けていたら、もう少し傷つけずに、傷つかずにいられたかもしれないね。