傷付け合うわたしたち
「まあまあ、わたしがいるからいいじゃん!気にするのやめなよ」
わたしはさっちゃんにそう答えた。
「わたしと話すと、ハナまでBさん達に無視されるよ?」
さっちゃんは言う。
優しくて思いやりのあるさっちゃんがわたしは大好きだった。
「いいよ別に。Bさんたちとは普段からそんなに話す訳ではないし。無視されてもいつもとそんなに変わらないよ。さっちゃんと話せないほうが辛いよ」
わたしは笑ってさっちゃんに言った。
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