傷付け合うわたしたち
学校は平穏な日々。
受験一色だったけど、気の合う友達と楽しく過ごしていた。
Bさん達とも相変わらずうまくいっている。
時間が経ち、Bさん達と話せば話すほど、知れば知るほど好きになる。
Bさん達と仲良く話すわたし達を見て、先生も嬉しそうだった。
もう何も問題は無いのに、さっちゃんだけがいない。
わたしは先生に相談しに行った。
「先生、さっちゃんに学校に来て欲しいんです。「もう何も心配することないよ」って、「みんな待ってるよ」って、伝えてもらえませんか?」
「わかった」
先生は快く答えてくれた。