傷付け合うわたしたち
傷つけ合うわたしたち
傷つけ合うわたしたち。
目の前の相手が大好きで大切だからこそ、自分の感情を相手にぶつけてしまう。
相手が近ければ近いほど、無防備になる心。
傷つきそして傷ついて、一緒にいることさえ苦しくなっていく。
わたしは忘れない。
「わかってほしい」と思う時、
「相手のため」と思う時、
口に出す言葉は、その「本音」は、ほんの些細な仕草さえも、
時に相手を深く傷つけることがある。
言いたいことをちゃんと言うことが大事?
言いたいことを我慢することが大事?
きちんと話し合うことが大事?
でも。
時には、言葉なんてきっといらなくて……。
時には、ただ目の前にある笑顔だけで充分で……。
感じたい。
感じて欲しい。
心がそっと寄り添っていることを。
友達よ、どうかそのまま、ずっと笑っていて。