ハジケ飛べ☆
ヒロは驚いて私の方を向いて言ってきた。
「おいユウ!!
空なんか飛べるわけねぇだろ?!
馬鹿じゃねぇ………」
「馬鹿なんかじゃない!!
私は絶対飛べる!!
“ヒロとなら”絶対に飛べる!!!」
私は少し怒ったように言った。でも最後は笑ったんだ。
「じゃあ
私早速行ってくる!!」
「お……おい!!」
ヒロは私に何か言おうとしてたけど、構わず走り出した。
「………ハァー……ア…」
ヒロは崩れ落ちていた。
「おいヒロ……
何照れてんの………???」
晶はニヤニヤと笑いながら言った。
「だってよ、晶……
ユウ。あんな可愛いこと言うんだぜ…………」
「ヒロ、ホントユウが好きなんだな………」
「そう…………みたいだな………(照)」