ハジケ飛べ☆
「あ゛ぁー……………
見つかんないぃぃぃ!!!」
私は嘆いていた。
もう一週間もたつ………。
なのにあの猫の飼い主は現れない………
どうすればいいんだ……
なんて思っていると、シュンのおばさんが私を呼び止めた。
「ユウちゃん!!!
唐揚げあげるわよぉ」
私は目を光らせて大声でおばさんに言った。
「シュンのおばさんッッッッ!!!
いいのぉぉぉぉ???」
「おぉ!!
持ってって。ヒロ君たちと食べなぁ。
飼い主探し頑張りなよ!!」
私は笑って唐揚げを取りに行った。
「ありがとう!!!
また弁当買いにくんね☆」
「わかったよ!待ってるわね☆☆」
おばさんは笑って言ってくれた。
タンポポ商店街には優しい人ばかりだ!!
おっといけない!!!
飼い主探さなきゃ☆