ハジケ飛べ☆
「なっ……何するんだ!!ユウ、ヒロ!!!」
お巡りさんは驚いた顔で私とヒロを見てる。
それもそのはず………
だって私とヒロは、橋を飛び越えて大空に高く飛び上がったからだ。
「飛んでる…………
2人とも空飛んでる!!!」
晶はそう呟いていた。
お巡りさんと蜜流はぽかんと口を開けて私とヒロを見ている。
きっとこんなことするだろうとは思っていなかったんだろう。
飛んでるとき、私はヒロの手を握った。
ヒロは1度こっちをみて真っ赤になって目線をずらした。
それを見て、私は思った。
ヒロとなら、何しても怖くない。
“キミ”がいれば私はなんだって出来るから。