ハジケ飛べ☆
ピンポーン………
少し高級そうな玄関。
商店街からは少し離れてるから、あまり目立たない。
でも実物は結構大きくて、圧倒された。
「デカい…………」
声が出るほど大きい。
咲夜ちゃんとは一度会ったことあったけど、まさか大金持ちだとは知らなかった。
アキも相当びっくりしてる。
「はぁい………」
インターホンから声がし、すぐに可愛い服着た女の子がでてきた。
そう。
これが咲夜ちゃん………
相変わらず立派だ。
「もうぅ!!キナコ!遅いよ……………ってあれ?キナコが居ない。」
咲夜ちゃんはキョロキョロと辺りを見回している。
多分、私たちの存在に気付いてない……………
「あれ?ユウちゃんにアキちゃんじゃん!!!
どうしたの??
ってかいつからそこに!?」
やっと咲夜ちゃんは私たちの存在に気付いた。
「咲夜ちゃん。キナコ姉の代わりに来たよ!!!」
咲夜は微笑んで私たちを家の中に入れてくれた。
家の中もすごくて私たちはビクビクしていた。