ハジケ飛べ☆


2時間後…………


「ま………まだまだだね……」


アキの言うとおりまだ半分も終わっていない。
2時間やってもまだまだってどんだけ…………



「ねぇ……ユウちゃんたちと一緒に居た男の子たち呼ぼうよ…………」


咲夜ちゃんの言葉に私は反応した。



男の子たち…………



ヒロとシュン…………




ヒロ…………





「呼ぼう!!!!……」

「「!!!」」


まずはヒロ。
私は咲夜ちゃんの家の電話に手を伸ばした。


プルルルルッ………


お願い………

出て………


「ハイ…………松木です


「もしもしヒロ?……」

只今留守にしております。発信音の後にメッセージをどうぞ…………」

ピー…………



ブチンッ

私の頭の中の1本の線が切れた。



「……んの、バカヒロぉぉぉぉ!!!!!!」



私、キレちゃいました。




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