ハジケ飛べ☆
ヒロの家の留守電に、すごいメッセージを残した私はシュンの家に電話した。
シュンはすぐに電話に出た。
流石に2時間たっているからシュンもウチに居たみたいだ。
私はまた咲夜ちゃんの部屋に戻った。
「シュン、すぐ来てくれるって!!
ヒロは…………………」
ションボリした私の顔を見て、アキは言った。
「……言っちゃ悪いと思うんだけど、ヒロ君って友達と野球じゃ…………」
「あ………………」
私はサァっと血の気がひいていった。
ヤバい。さっきの留守電が………
「ゴメン!!!」
私はダッシュで咲夜ちゃんの家を出た。
ヒロを捜すために………