ハジケ飛べ☆
シュンのおかげでしおり作りも3時間で終わった。
「ありがとう♪
今度はちゃんとしてから遊ぼうね!!」
「いやいや☆
じゃぁまた!!!」
こうして私たちは咲夜ちゃんの家を後にした。
商店街に着くと、電球でキラキラと光っていて、キレイだった。
「8時か…………」
シュンが呟いた瞬間私はある人を見た。
それは………
「ヒロ…………!!」
ヒロは少し汚れている服や汗だくの髪を靡かせながらこっちに向かって走ってきた。
「ユウ!!!!」
ヒロは大きな声を出し、私の肩に手を置いた。
「ゴメン!!今日缶けりの日だったよな???
忘れてて…………
留守電聞いて走って………
ホントゴメンな……」