キャンパス・ダイアリー
「じゃあ来週のゼミで日にち決めて、予約しようか。お金は当日に集めような」

「わかった!そろそろ帰るね」

「またな。気をつけて帰れよ!」



複雑な気持ちのまま話は進み、そのまま終わった。



こうなったら…飲み会はずっと橋本の横に座っていようかな…。



誰かと喋る隙なんてつくらないようにさ…。




「橋本ぉ〜…」




俺の心って超脆い。

最近一人になると橋本を呼んでしまう。

橋本に逢いたい…。


逢えるだけで落ち着くんだよ。

幸せな気持ちになれるんだ。



一人の時間がものすごく淋しい…。
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