キャンパス・ダイアリー
高校二年生の夏。


自立しろと言われ、できることから一つずつ自分でやるようになった。

自分で弁当作ったり、母親の手伝いをしたり。


他の子にとって当たり前かもしれない。


でも、私にとっては当たり前なんかじゃなかった。


いろんなことが難しかった。


うまくいかなくて親に当たったりしちゃった。


自分が嫌いになったりもした。


でも、必死で頑張った。


うまくいかなくてもいつかはできるはず。


自分を信じ続けた。


頑張れ、頑張れ…


自分を応援した。



おかげで一つずついろんなことができるようになっていった。
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