キャンパス・ダイアリー
第十五章〜修目線

最後のゼミは…?

今日は今年最後のゼミで最後の講義日。

ゼミでは飲み会の計画をしなきゃいけない。



そんなことを考えながらゼミ棟に向かっていたら、後ろから肩を叩かれた。



「先生?」

「ん?」

「あ〜!先生引っ掛かった〜!」



俺の後ろで眩しい笑顔をしていたのは橋本。



肩を叩かれた俺はそのまま振り向き、突き出していた橋本の指が俺のほっぺたに優しく刺さった。



「橋本かよ〜!びっくりさせんなよ!もう…」



内心…すっげぇ嬉しい。

俺にかわいい笑顔を見せた橋本を無性に抱きしめたくなった。


「今日で今年最後だね」
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