キャンパス・ダイアリー
「そうだ、電話電話…」



嬉しいことがあると独り言が多くなっちゃう私。

無意識のうちに呟いてしまった。



電話をかけた相手は…本当のお母さん。


『恋愛の話ならいつでも聞くわよ』なんて言ってくれたから…。



「もしもし?お母さん?ちょっと話があってね…」

「あら、夢ちゃん?もしかして嬉しい話?」



さすがお母さん。

声聞いただけでわかってくれた。



「この前話した好きな先生と私両想いだったんだぁ…。今日告白されたんだけど、立場のことを考えて付き合うのは卒業してからってことになったよ」
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