キャンパス・ダイアリー
「車戻るか!」



先生に手を引かれ、まだ暖房の温かさが微かに残る車に戻った。



二人で後部座席に乗り、先生が私にぎゅ〜と抱き着く。



「夢香ぁ…」



先生かわいい…。

意外に甘えん坊なんだね。


「お…お…おさ…」




先生に返事しようとしたけど…やっぱりうまく言えないなぁ…。



「『先生』の方が慣れてるか?まぁ…無理しなくていいよ」

「ごめんね、先生…」



先生は優しい。

先生のお願い…いつか聞けるように頑張るね。



「夢香!これからエッチの講義してやる!」
< 209 / 306 >

この作品をシェア

pagetop