キャンパス・ダイアリー
「ぬいぐるみだぁ!かわいい!」



予想以上に夢香は喜んでくれた。



「それ…俺だと思って。学校ぐらいでしか逢えないけど…俺は夢香のこと大好きだから…」



なんか恥ずかしい。

超一途な自分…

こんなにも誰かを愛したことって今までなかったな…



「夜一緒に寝ようね!名前は…何がいいかなぁ…」



ぬいぐるみに話し掛ける夢香を見つめた。



俺が一生こいつを守ってあげなきゃ…。



絶対離れないからな。



ずっと一緒にいような。



これから思うように逢えない日々が続くかもしれないけど、負けずに乗り越えていこう。
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