キャンパス・ダイアリー
先生について歩き出した。


歩き方まで浩二君に似てる。


浩二君は歩くのが少し速くて…よく私は浩二君の背中を見ながら歩いた。



先生も歩くのが速い。



かつて浩二君とデートした時のように、先生の背中を見て歩き続けた。




こんなに似てる人っているんだ…。

入学早々びっくりしたよ。

浩二君…

見てよ。

瓜二つの人がいるよ。

かつて恋したあなたにそっくりな人がいる。


これは運命…?


それとも…ただの偶然?



どっちでもいい。



この出会いを大切にしたいな。




先生、私…あなたともっと仲良くなりたいな…。
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