キャンパス・ダイアリー
一人でため息ばかりついてたら、先生から電話がきた。



「今家着いた〜!疲れたよぉ…」



甘える声を出す先生。

癒してあげたいな…。

今すぐ先生のとこに行って頭撫でたり、キスしたり…。



「お疲れ様!」



さっきまでため息をついてたことがばれないように、必死で明るい声を出した。

でも…先生には全てわかっていた。



「今日のこと…気にすんなよ?俺は夢香だけだから…」

「ありがとう…」



先生の愛はどんどん私の体に染み渡り、愛されてるんだって実感できる…。



だからこそ…今日、あの研究室で何があったのか知りたい。
< 222 / 306 >

この作品をシェア

pagetop