キャンパス・ダイアリー
「どこがわからないの?」

「え〜とね…」



小川君に勉強を教えようとしたその瞬間…。




ブルブルブルブル…





ケータイのバイブが鳴った。

一斉にみんなが私の方に振り向く。



「ごめんね…」

「びっくりさせんなよ〜!」



笑いながらみんなに突っ込まれ、こっそりケータイを見た。



差出人は…






ふ…藤村先生!





本文は…。






『俺、ただ今やきもちやいてマス』





「メール?」

「そ…そうだよ!」



小川君が隣にきたから先生やきもちやいちゃってる?
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