キャンパス・ダイアリー
第二十三章〜修目線

俺も怖い…

今日は一年生と二年生のゼミだけで、もう講義は入ってないが、放課後に夢香がくるからそれまで待機。



相変わらず四年生が俺の研究室にたまる。



残すは少しのテストと卒業だけとなった四年生達。



「俺藤村先生と離れたくないなぁ…」

「俺も!先生、卒業しても遊びに来るから!」



お前ら…

泣かせること言いやがって!



「もちろんいつでもこいよ!たまには元気な顔見せにこいよ」



また、俺の元から学生が旅立っていく。



嬉しいけど、やっぱり…寂しい。



社会出ても頑張れよ。

応援してるからな。
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