キャンパス・ダイアリー
ば…ばれてるっ。

私そんなに舞い上がってたかなぁ?



「教授と学生なんて禁断とか言うけどさぁ…。俺は先生と夢香ちゃんのこと応援してるよ。二人ともなんかかわいいしさ。見てて癒されるから」



先輩から思いもかけぬ言葉が…。

嬉しさと驚きで、涙が溢れてきた。


絶対誰も応援してくれないと思ってた恋…。


こんな近くに支援してくれる人がいる。



「ありがとうございます!私、ずっと先生と一緒にいたいです!」



うっかり大声を出してしまった。


でも、授業は全て終わっていることもあって、周りには人はいない。
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